エラの張りでお悩みのお客さまより、
「自分でもマッサージとか、した方が良いですか?」
と、時々、ご質問を頂きます。
少しでもエラの筋肉を柔らかくして、小顔になりたいですもんね(^^)
こちら、なかなか難しいのですが、私の考えとしましては
ご自分でのマッサージは必要ないかな、と思っております。
なんでなん?じゃあ、どうすりゃいいのよ?
というお話ですが、順を追ってご説明させて頂きますね。
顔のセルフマッサージは難易度が高い!
エラの張りをやわらげるぞ!
と思い、硬くなったエラの筋肉を、
ローラーやかっさなどで、ゴリゴリ〜!
とマッサージ、されていませんでしょうか?
これでは、残念ながら、
エラの筋肉は余計に硬くなってしまいます〜(>_<)
硬くなっている箇所に強い圧の刺激を与えますと、脳は、「キケン!」と判断します。
防衛本能が働くため、身体に力が入って緊張状態になるのですね。
この状態ですと、
エラの筋肉も含めて、お顔から首、肩の筋肉まで、張って硬くなります。
筋肉が強い圧に耐えるため、パンパンに張って抵抗するわけですね。
その積み重ねで、どんどん硬くなり、さらにエラが張った状態に。。
そして、
セルフマッサージって、力加減が難しくないですか?
強くするのがNGならば、弱く?やさしく?
って、こんなにソフトにやっても意味あるんかしら?もう、わからん!
と、なられていませんでしょうか(笑)?
ですので、お越し下さっているお客さまには、
マッサージ以外のセルフケアをオススメさせて頂いています(^^)
マッサージ以外でエラの張りのケアを。
上下の奥歯をくっつけない時間をつくる。
エラの張りがお有りの方は、
噛みしめや、歯軋りの習慣がお有りの方がとても多いです。
噛む時に使う咬筋(エラの筋肉)を酷使しているため、
凝り固まってパンパンに張ってしまい、お顔が大きくなってしまうわけですね。
そして、
グッと噛んでいなくても、上下の奥歯がくっついているだけで、咬筋は作用します。
働かなくていいのに(笑)そのせいで、咬筋は凝ってくるのですね(;´д`)
ですので、上下の奥歯は離しておく必要があります。
何が厄介って、噛みしめ、上下の歯がくっついている状況なんて、無意識ですよね。
そして、歯軋りも就寝中ですし、
やめよう!と、気をつけるのが、これがまた難しい。。
ですので、いつもお伝えしておりますのが、
上下の奥歯を離してあげる時間を、意識的に作りましょう、
というお話です。
色々と方法はありますが、一番簡単なのは、
口をポカーンとあける時間を作る
ということです。
湯船に浸かっている時、お手洗いに行った時など、
意識的に時間を作り、ルーティンにして頂くことをオススメしています。
一人でホッとひと息つける時間が狙い目です(^^)
普段、酷使している咬筋を休ませてあげることで、張りの予防につながります。
耳を回して咬筋をほぐす
先程、申しあげましたように、エラの筋肉を直接ほぐすのは難しいんですよね。
ですので、
エラの筋肉の付着部でもある耳にアプローチしていきます。
耳たぶを親指と人差し指で軽くつまんで、外側に引っ張り、回していきます。
両耳同時で大丈夫です(^^)
ちなみに、引っ張って回すついでに、肩も一緒に大きく回してあげますと、首、肩まわりの血流も良くなり、なお良いです!
耳の周りは、リンパ節も集中している箇所でもありますので、お顔のむくみ予防にも良いですよ〜♪
とにかく脱力する。
エラの張りでお悩みのお客さまとお話していますと、
力を抜くことが苦手、と仰る方が多い印象です。
施術中など、ご本人は力を抜いているつもりでも、無意識で力が入っておられたり。
この状態ですと、それこそ、噛み締めていなくても、上下の奥歯がくっついている状態になります。
ですので、ぜひとも、ほわ〜〜〜〜んと(^^)
リラックスして、脱力出来る時間をお作り頂けたら良いな、と思います。
お風呂に浸かったり。
寝ても寝なくても良いので目を閉じて横になったり。
お好きな音楽をかけて、お好きな香りのアロマやお香を焚いてみたり。
ゆっくりとした呼吸で、深呼吸してみたり。
肩を回したり、手足をぶらぶら動かすことでも、力が抜けます。
上記でもお話しました『口をポカーンと開ける時間』と同様に、脱力する時間もぜひぜひ、意識的にお作り頂けたら、と思います(^^)
自分でエラの張りをなんとかしたい!
という時に思いつくのは、やはりマッサージ、という方が多いかと思います。
が、難易度の高いマッサージよりも、色々と出来ることがございます♪
ぜひぜひ習慣に取り入れて頂いて、シャープなフェイスラインを目指してまいりましょう〜(*^^*)